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ペストという悪に侵される人たち

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わたしは昭和を経験している分、厳しくなっていく視聴者や拝読者、ネットの表現などを通じて言論がどんどん自由を失っていくことに世知辛さを感じている。

 


閑話休題

 

 

カミュの”ペスト”の中に【人間には誰にでもペストがある】というくだりがある。

この《ペスト=悪》は、自分が自覚しているしていないに関わらずわたしたちが正しいと信じた行動でさえ、誰かには正しく、誰かには悪として認識されるものなのである。

 

ペストという菌、菌そのものは人間に害を与えるつもりで生まれたのではない。

しかし、結果的にペストは人間を極限の地獄に追い詰めて人々から希望や夢、喜びを奪っていった。

 

ペストという菌から見たら一生懸命生きて自分の命を守ろうとしただけであり、悪いことをするつもりは一切なかったわけであり、ペストから見たら【正しい】行いなのである。

 

しかし、結果的に我々人間から見たときは、【悪の根源】となる。

 

どの視点から物事を見るかによって、わたしたちの感じる感情は左右される。

 


 

話は戻り、見ている人たちがいろんなことに議論を酌み交わすならまだしも、人の人生や会社を潰すほど攻撃的になる人が多くなった。

それらが伝染し、人から人へ移ったとき、わたしたち自身がいつの間にか人の希望や夢や喜びを奪い去るペストに感染していることをいつ気がつけるだろうか。

 

 

この間、言論統制に近い話題が流れた日本のテレビをぼーっと見ていたら頭をよぎった。

”ああ、戦前の空気とはこういう風だっただろうな”

 

この世界の様々な出来事が、無意識に我々の危機感を煽り、平和すぎるくらい平和だった日常の中に潜んでいた非日常を必要とするペストが蔓延っている。

 

それがテレビでさえペストに感染していることに気が付いていない。

 

人間は恐ろしいかな、単純で平凡な日常を望む人間ばかりではない。

自分は特別で、自分は認められた存在でいたいと願う人間ははるかに多い。

 


 

以前のわたし自身がそうであった。

 

自分の人生に普通は必要がない、わたしは特別だから特別な何かになれる、そうどこかで思っていた。

しかし、わたしの人生に特別なことなどひとつもなく、ごくありふれた普通の人間と認めることに時間が掛かった。テレビで有名になるわけでもなく、特筆した才能があるわけでもなく、ごくごく普通の人間だった。

 

 

自分の人生がうまくいかないから、うまくいっている人を妬んでみたり、自分の人生が子供の頃思い描いていたような華やかなものではなく、むしろ茨が足元に巻き付いていて前に進めないような人生になっているこの状況を変えたくて、【地震が怖い】などといい、自分の心をよくよく観察してみたら大地震が来て大きく自分の人生をみんなと一緒にリセットさせたいという、ものすごく恐ろしい期待があったのだ。

 

わたし自身も非日常を求め、自分は特別な人間になりたいという小さなペストを抱えて生きていたのだった。


 

みなは気が付いていない。

大地震が来て大変なことがある、などとやたらと心配している人の中にわたしと同じ思いを持っていることを。

 


 

人間はいつか死ぬ。

だから、大地震が来ようと、津波が来ようと、今回のように悲惨な豪雨で流されようと、その時、その場所にいたわたしたちの誰が死んでもおかしくないのだ。生きている以上、その悲しみを背負って生きていくしかなく、また被害にあった人たちの悲しみの深さは経験していない私たちにはわからないのである。

 

だから人間は、ペストに汚染されてはいけないのである。

 

ペストに感染してしまえば、わたしたちはただ、本当に死ぬだけになってしまう。人を巻き添えにして。

 


 

自分の思う通りに行かない人生を、弱みを握って脅し続けて優位に立とうとし続けることも、すでにペストに感染しているのである。

 

しかし、大抵は自分がペストに感染していることに気が付かない。それに気が付いていないくらい、彼ら彼女は心に余裕がないくらい行き詰まっているのだ。

 

 

ただ、どのような場合でもわたしたちの心のペストは【自分自身が治したい】と思えば治せるものなのだ。

 

ペストに感染している間、ひどく熱にうなされて自分自身を見失っていただけなのだ。

自分自身に耳を傾け、熱病に侵されていた時間を少しでも顧みて、自分自身がどのように生きるべきかもう一度じっくりと考え、そして人と自分を比べることなく自分のできる範囲で生きていければそれでいい。

 

少しの仲間と少しの仕事、少しの心の余裕ができるなにか、それが彼ら彼女には必要なのだ。

 

 

人の意見がペストかもしれない。だからわたしたちはペストなのか善玉菌なのか見極める目をもっと養わないといけない。

 

 

人には自分の生きるペースがある。

今の世の中は、合わせるペースが速すぎる。

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