中医学的に見る体の仕組み 腎経

腎臓の働き

 

腎臓には東洋医学的の主な役目として

  1. 成長と生殖の役目
  2. 骨を作る
  3. 小腸からのカスを受ける、排出する
  4. 血液ろ過の仕組み

とあります。

腎臓膀胱経で陰と陽と役割が分かれていますが、腎臓は陰です。

 

血液ろ過システムである腎の役割が落ちると吹き出物ができやすくなったり、クマが出たり、おできや湿疹など目に見える形で何かが出てきます。

 

腎臓は、足と影響があり足が強ければ精力も強く、足の筋力が弱ければ精力が弱い、となります。

腎臓は、生命エネルギーの元であり子作りもさながら自らの生命力の根源になるので両親、先祖の遺伝子が強ければ強いほどその本人に大きく影響を与えている臓器です。それを先天性の精気と言います。

また、物質などから吸収し人体にため込むこともできる気を後天性の気といいます。

 

足を故障すると、腎臓⇒肝臓⇒心臓⇒脾臓⇒肺 と順番に影響を与えるので、自分の体の最も弱いところにダメージが蓄積されやすいです。足関節が固い、動きが鈍い、捻挫をよくする、ひねってそのままにしたことがある、など、足首の問題は体の問題に発展しやすく、スピリチュアルで第一チャクラはグランディングの力だと言われるのは「足の踏み込む力があるかないか」にもかかわりがあります。

 

まっすぐ立つ、と言うことに意識を置いていくと必ず足首が歪んでいるとまっすぐ立つことができません。

 

よって、足首から体中のバランスを乱す元となり、結果的に病気を引き起こします。

腎臓にある腎精の役割

腎臓は全体で言うと陰ですが、腎臓にも陰と陽があります。

 

この腎臓内部での陰陽調節によって各臓器を温めたり潤わせたりする役目を担い、その影響は髪に出ます。

そして、この臓器にある腎精と言われる精気はわたしたちの脳髄に関係し、この脳髄が充満すれば

  • 耳と目がしっかりしてくる
  • 記憶力が増す

といった具合に、老人になるとこの腎精が衰えてくるので耳と目が弱り、髪は白くなり、記憶力が落ちてくるとなります。

 

そして、若いうちからこの腎精が弱いとどうなるかと言えば、男女とも不妊症になる。また早世に陥りやすく、早めに性欲が減退することになります。

 

 

昨今の若者が不妊症が多いのは下半身の力が弱まる生活をするようになったため、腎気が衰えやすい、となります。

 

よって、不妊症を解消する際に有効的手段の一つは《下半身の血流をよくする》です。

そのために、股関節周辺を動かし、関節を緩めることが大事になります。

 

むくみとの関係性

腎臓は、水の代謝にも関係します。

水を飲むと 胃⇒脾⇒肺⇔腎臓⇒膀胱⇒尿 の流れで排出されます。

わたしたち日本人は胃が弱いくせにたくさん水を飲むようになっているのですが、胃の働きが弱まっている人はたくさんの水を胃で消化できず、胃と脾臓に負担をかけてしまいます。

 

胃と脾臓に負担をかけないためには呼吸が必要で、呼吸によって内臓を動かす、と言うことが必要なのです。

 

呼吸による外気が体内に入ったとき、年々衰えてくる気を外気が充満し腎臓の陽気が増すことで適切な排尿が促され、老年期に頻尿や尿が出ないなどと言った症状が出にくくなります

 

 

しかし、わたしたちの体はここだけ、あそこだけ、といったようにピンポイントだけよくなっても全体の調和を主として運行されているため、全体のバランスがいちばんいい状態に自然となるようにできています。

 

逆に言えば、使いすぎ、使わなさすぎと言う場所は急所的にそこをすることで改善し、使いすぎる場所は休ませなければいけません。

 

なので、自らの体をいつもどのように使うべきか自分の体を観察していく必要があります。

 

そのためには、自分の体をまず中心に戻す姿勢を取ることから始め、中心にした姿勢がどのようにきつく、どのような違和感があるかを知るところから始めましょう。

 

この姿勢については改めて別の機会に書いていきたいと思います。