女性は冷え性、便秘などといった諸症状が出やすいです。
それは、呼吸が浅いことと体に緊張を与え続ける姿勢で上半身にエネルギーが行きやすい胸式呼吸をしてしまうことです。胸式呼吸でも、ろっ骨を動かして肺を大きく動かせれば肺に呼吸が行きますが、吐く息よりも吸う息を取り入れるのが胸式呼吸では得意分野になり、また、交感神経を高める呼吸法になるため肩、首、背中が緊張しやすく凝りやすくなります。
一方、男性は腹式呼吸が多いので比較的肩首より腰が痛くなる人が多いです。
腹式呼吸は内臓に刺激を与え、交感神経を抑え副交感神経を優位にすると言われていますが、下半身にエネルギーが行きやすく、便秘は解消され代謝などが活発になる一方で、腹式に頼りすぎるとインナーマッスルに過剰に負担が掛かりやすくなるため腰痛などの原因のひとつである臀部や太ももなどの緊張を引き起こしやすいからと考えます。
本来、腹式と胸式を両方できるようになるとバランスのいい体つくりができるようになります。
その際にとても必要なのは《姿勢》です。
バランスの取れていない真ん中と右側の腹が突き出ているタイプと反り腰タイプです。
反り腰タイプは腰痛などになりやすく、おなかが突き出ているタイプは猫背で肩が凝りやすい。
この複合タイプというのもありますが、これをめんどくさい運動なしで改善する方法があります。
それは・・・
尻(の穴)を締める!
立ってるとき、座ってるとき、気がついた時に尻の穴を締めるようにしてください。
すると、自然に姿勢がよくなり体幹がしっかりしてきます。
立ったままケツの穴締めながら呼吸するとおなかまで自然に息が入るのが自分でわかると思います。
呼吸が気持ちよくおなかまではいる感覚を覚えてください。
この最大のメリットは、楽なこと。
思い出したときにお尻の穴を締めるを繰り返しているだけでお腹まわりの筋肉が付き、骨盤も自然と矯正され、肩回りのコリも少なくなり、ウエストは締まり、代謝が上がり、自然といつもの量を食べていても痩せてきます!
大げさな運動なし!
わたしはこれだけですっきりと痩せてきました。
楽痩せにピッタリ!
姿勢を治すだけで不定愁訴は治りやすくなりますよ。
特に、胃腸が弱い方はこれを続けてください。
それだけで、胃が刺激されやすくなり胃が活発に動きやすくなります。