整体師という職業柄、姿勢について考えていたことはあるけれど、自分の姿勢やしぐさについて深く考えることがなかった。
考えてはいたけれど、ここがこうなるとこうなる、という風には考えておらず、テレビや情報で得た知識をそのまま体に応用させていたけれど、居合の稽古中に「あ!違う!!」と、体にエネルギーが入るちょっとした瞬間を見つけた。自分の体には相当無頓着である。
それから少し苦痛だった瞑想の姿勢にも取り組んで、体のエネルギーが本当の意味で入るとき、自分の体に新鮮な息と、新鮮なエネルギーを実感した。
瞑想は確かに素晴らしくて、ある人が自分の体が2~30センチ浮いた、という経験をしたそうだが、これのことか?、というような経験をしたけれど、本当かどうかはともかく、体が浮いたみたいにフワフワとし、瞑想前の体の重さが全く感じられず、体と魂が別のものになって溶け出すような瞬間を感じた。
とにかく姿勢を変えて行った結果は、すんなりと瞑想に集中できたということです。
わたしが考える瞑想中に寝る人、雑念がひどい人、集中できない人の姿勢だけの問題を掲載する。
- 骨盤の姿勢が悪い
- 首の角度が下がりすぎている
- 背骨が立たない
1.女性は非常に反り腰になりやすく、骨盤が後傾してしまっている。
骨盤が後傾すると、猫背のような姿勢になりやすい。背中が曲がりやすく、背骨が立ちにくい。この骨盤を立たせるように座り姿勢を行うと、腹圧が入りやすくなるため、腹筋があまりにもない人にはつらい姿勢になるが、2を気を付けることでバランスが取れる。
※骨盤を立てるという状態は文章による説明が難しいので、割愛
2.下向きに見る癖がついている
首の筋肉が硬くなり、スマホなどで前かがみになり、長時間下を向いたままの姿勢が多い場合、また、心が下向きになっているとき、上目目線で人を見るとき、歩くときに下を向いて歩くなど、下向きの姿勢になる状態が多い人がなりやすい。
目線が下になる姿勢は、自分を知らず知らずネガティブにさせ、「上を向いて歩く」というのがどうしてポジティブな印象を与えるかといえば、本当にポジティブになるから。
目線を下に下すと、人は前かがみになる。前かがみの姿勢は肩を内旋させ、胸を圧迫し、圧迫することで横隔膜が動きを鈍くし、太陽神経叢が自律神経を患わせ、本来の調子を制限しようとさせる。
思いっきり上を向いた状態で肩を丸め、胸を圧迫することはなかなか難しい。
胸を解放させることは、心を開き、自分を元気にさせるのです。
今の若い子の歩き姿勢を見ていると、悩みがいっぱいで、自分に自信がなく、他人と心からつながることを怖がっている姿勢であふれている。年を取ってる若者が本当に多い。本当に”お先真っ暗”と言って歩いているようなものだ。
話を戻し、とりあえず顎は軽く引き、こめかみから後ろに少し引っ張られるようなイメージを持ちながら、頭の上から少し首に近い下辺りが首の骨と一直線になるようなイメージの場所を探す。
※首が凝りすぎている人はちょっと自力で場所を探すは難しいと思う。瞑想中に眠気に襲われる人は首が倒れやすいので、また気が付きにくい。あくまでも骨盤をきちんと立たせたうえでやらないと負担が掛かるので注意です。
3.首と骨盤の位置が正しくない
1.と2.をきちんと組み合わせると、背骨が頭から骨盤まで一直線上に立つ場所がある。姿勢自体慣れていない人は苦しいけれど、これをきちんとしたうえで瞑想すると体の通りがものすごく変わります。
姿勢だけでは雑念は消えない
ちなみに、正しい姿勢は眠気は起きにくいですが雑念は消えにくいです。それは、自分の癖です。時間をかけて雑念と向き合うことが必要と感じます。
本当に体はおもしろいものです。
自分の姿勢次第で、エネルギーの通りが変わる。姿勢改善のために何ができるか、それもわたしは必要なことと受け止め、色々考えています。
本日18時から整体講座スタート!
18時から、すこしだけこの内容を含め瞑想時間を設けます。
なぜなら、わたしの施術は直観力と第三の目が必要な技術と改めて気が付いたから。わたしも嫌いな瞑想をずっとできるくらいに集中力を研ぎ澄ませたいと思います。
今の世界で感覚が鈍っている人が増えている中で、感覚を鋭くさせるのは自分の内側にある雑念を少しずつきれいに浄化させることです。つまり、頭を空っぽにさせること。
この瞑想時間に参加したい方は、500円で参加可能です。
大体約20分くらいの予定です。
頭空っぽにさせたい方は、どうぞ水曜日(曜日変更することもあり)18時からの瞑想時間にご参加ください~。