リリバリYOGA記事には体のエネルギーについてのことを書きました。
イダピンガラスシュムナーというヨガのエネルギーの通り道が腎臓と督脈という東洋医学でいう経絡に当てはまり、もっとも重要だということを腎臓の働きと、東洋医学から考える背骨周辺の偉大なエネルギーという形でインスタにあげました。
本日は、腎臓が重要かということをこまかく分けて書いていきます。
腎臓というのは、人間の生命の活力ともいえる潜在的に与えられたエネルギーと、外気(空気や食事などから与えられる)ものから与えられるエネルギーを蓄積すると言われています。
そのため、腎臓が生殖器や精力とも関係があることからわかるように、人間としての生命活動を支える場所であると想像できます。
腎臓が内臓に与えるものは、ただ腎臓という臓器だけの働きではなくて、わたしたちの体の部分についても関係が深く、体が痛んだり、突っ張ったりすることも腎臓が深く関りを持っている、ということを知りましょう。
早速ですが、腎臓が一番関係ある場所を書いていきましょう。
それは「足」です。
足に力のあるなし、筋肉の強さ弱さ、伸び縮みの柔軟さなど、複数の要因が重なり足が悪くなったりO脚になったり、立てなくなったりしていきますが、基本的に生命活動を支える部分での影響は以下です。
-
「足」に筋力や強さがあれば、それ同等、もしくはそれ以上の精力ありますが、
-
「足」に筋力や力がなければそれ同等、またはそれ以下の精力減退を引き起こし、生殖活動がうまく行かない原因のひとつになります。
ということで、妊活する際に足を動かして筋力をつけることを先にすることで、男性も女性も妊娠しやすい体に導きやすいというメリットがあります。
書籍より引用しますが、左右で足の弱さに関係し、意味が異なってきます。
-
右足が弱い場合 →肝臓に影響がある
-
左足が弱い場合 →脾臓に関係し、消化器官を衰えさせる
引用:保健相法
歩けない、と言われた人が足の肝経を刺激したら歩けるようになった、という一説を読んだことがあります。
歩けなかった原因が、もっとも経絡上に問題があった最たる例で、西洋医学の範囲を超えたことで病気を引き起こしていることも多々ありますが、信じるか信じないかはあなた次第です。
とにかく、足は鍛えれば鍛えるほど生命活動が強まり、足に通う内臓系に直接刺激を与えることができるため、精神が落ち着いて安定しやすくなっていき、生殖活動以外に腎臓に関係のある感情、不安、恐怖心、猜疑心、根気不足などが解消されやすくなります。
また、女性はむくみや冷えが解消され、スッキリとした足を導くことができます。
というわけで、足を刺激し、筋肉を動かすことにより活性化させるのが一番シンプルな方法になるのですが、その方法として先に挙げた前屈の動き、立って前屈する動きというのは、背中にある五臓六腑に強烈に刺激を与えるツボが密集していて、ここを刺激しながら、モモの裏、モモの横、内ももなどに一度に刺激を与えることができ、内臓が活性化されるというポーズになります。
また、感情に影響される個所でもありますが、今回は体のことのみにとどめ、次回にまた書いていきます。
ヨガホームページにはエネルギーの関りとチャクラについて書く予定です。
苦手な人が多いポーズですが、これが出来るようになることはわたしたちの内臓を一度に活性化させ、バランスがとりやすい体を作り出す基礎です。
地道に柔らかくしていきましょう